MyChron5

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MyChron5のバッテリー残量表示は、スマートフォンなどと異なり、厳しめの数字が表示されるようになっています。このため、充電終了後に時間が経過した場合などには100%表示になりませんが、問題ありません。概ね90%以上の表示であれば、満充電に近い状態です。

特に付属のUSBバッテリーチャージャーを利用すると、電源容量の問題でフル充電状態にならない場合があります(12V外部電源を利用すると、確実にフル充電にできます)。

また、新品状態のバッテリーは、所定の充電容量になりません。何度か充放電を繰り返すと、所定の容量になります。

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バックライトの点灯状態など、使用状況によりバッテリーの減りが早くなる場合があります。電池をもたせたい場合には、バックライトを消してください。

新品状態のバッテリーは所定の充電容量よりも少なくなっています。何回か充放電を繰り返すと、所定の性能になります。

冬場などの低温状態では、リチウム電池の特性により、使用可能時間が30%以上少なくなる場合があります。低温状態で長時間使用する場合には、外部電源をお使いください。

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MYCHRON5は、エンジン回転数が1,000rpm以上となった段階で走行が開始されたとみなし、データの記録を開始します。従って、エンジン回転数を取得していないと、データは記録されません。エンジン回転数センサは必ず取り付けてください。

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視認性を向上させるため、MYCHRON5のバーグラフは常用回転域を拡大表示する仕様になっています。このため、低回転域では作動していないように見える場合があります。常用回転域に合わせて最大値を変更してください。

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センサのコネクタがはずれていないか確認してください。また、コネクタが走行中に揺れてしまうような場合には、断線することがあります。コネクタ内部で断線していないか確認してください。

また、必要に応じて、センサやケーブルを交換してください。

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回転数センサのコードが断線したり、被覆がはがれたりしていないか確認してください。

回転数センサの銅線部分がエンジンの金属部分と接触していないか確認してください。静止した状態で接触していなくても、走行中はGや風圧で動いてしまうことがあります。場合によってはビニールテープなどで覆ってみてください。

回転数センサのクリップをハイテンションコードの根元(コイル)側に取り付けている場合は、反対のプラグキャップ側に取り付けてみてください。コイル周辺はノイズが大きいためです。この症状はYAMAHA KTシリーズやPRDエンジンでよく起きるようです。

回転数センサのケーブルを、温度センサなど他のケーブルから離して設置してください。

回転数センサのケーブルを、プラグコードに何回か巻き付けるようにして取り付けてみてください。信号感度が低い場合に有効な手段です。

ノイズ対策方法

写真を参考に、回転数センサのケーブルをプラグコードから離して取り付けてください。信号強度が強すぎる場合に有効な手段です。YAMAHA KT100エンジンシリーズや、PRD RK100エンジンシリーズなどで、ノイズを拾いやすい場合には、この方法をお試しください。また、これらのエンジンで使用する場合には、抵抗入りプラグの使用を推奨します。

信号強度が強すぎる場合には、回転数センサのケーブルをフレームに沿わせて取り回してください。このように配線すると、フレームがコンデンサのようになり、RPMケーブルがシールドされたのと同等の効果で、ノイズを防止します。

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YAMAHA KT100エンジンなどで使用すると、エンジンノイズの影響で表示が落ちてしまう事例が確認されています。ファームウェアバージョン1.22.70より古いファームウェアをお使いの場合には、最新版にアップデートしてください。
また、前項を参考にノイズ対策を行ってください。

タコメータが正常に作動しているかを確認してください。これらの信号が入力されていないと、走行を停止したと見なし、約10分で自動的に電源が切断されます。

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路面に水たまりができない程度の状態であれば、ほとんど問題ありません。

カートの走行では、大きな水たまりに突っ込んだ時など、大量の水に直接さらされる場合があります。MYCHRON5は完全防水ではありませんので、このような状態では本体内部に水が浸入してしまうことがあります。雨が強くなってきた場合などには、特にディスプレイ部全体をビニール袋で覆うなどの対策をお願いいたします。

裏面の取り付けボルトを固定しているブラケットが緩んで、水が侵入した事例が報告されています。振動の大きい環境で利用している場合などには、時々増し締めするようにしてください。

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外部電源を利用すれば、付属バッテリーを充電する手間を省くことができます。

ただし、付属バッテリーを外した状態では、防水・防塵機能が失われるため、必ずオプションのカバーを取り付ける必要があります。

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速度とエンジン回転数から算出し、表示させることができます。

駆動方式の設定で、ミッションを選択し、最大ギア数を入力します。しばらくティーチング作業を行うと、ギアナンバーが表示されるようになります。

GPS速度でも算出は可能ですが、特にバイクなどではコーナリング中に車輪速との誤差が大きくなるため、MYCHRON拡張と速度センサを接続し、駆動車輪速を計測することを推奨します。

詳細については、英語版マニュアルをご覧ください。

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MyChron5は、接続されている温度センサのタイプを、その温度範囲などにより、自動的に判別してラペルとして表示します。

表示されるラベルは下記の3種類です。

  • WAT - 水温
    • Pt100タイプの温度センサが接続されている場合、この表示になります。
    • 油温などを計測している場合でも、この表示になります。
  • CHT - シリンダヘッド温度(プラグ座温)
    • K型熱電対が接続され、温度が100℃から220℃の場合、この表示になります。
  • EGT - 排気温度
    • K型熱電対が接続され、温度が220℃を越える場合、この表示になります。

これらのラベルは、PCで解析する際にも反映されます。

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まず、ファームウェアを最新にアップデートしてください。

MyChron5はセンサ形式と、温度レンジからラベルを自動選択します。温度レンジから正常に判断できるまで、30秒ほどかかる場合があります。

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電源を入れると、停止状態にもかかわらず、走行中と同じような表示となり、電源もオフにできない場合、MyChron5がデモモードになっています。

この場合、MEM/OKとON/VIEWボタンを同時に押すと電源が切れます。
その上で、MENU/<<ボタンを押しながら、ON/VIEWボタンを押して電源を入れると、通常のモードに切り替わります。

電源を入れる際には、ON/VIEWボタンだけを押すようにしてください。

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振動が大きい環境で利用すると、内部で液晶を固定しているパーツが破損してしまうことがあります。この場合、前面ケースに擦れた跡ができたり、プラスチックの粉が内側に付着したりします。使用を続けると、画面表示ができなくなりますので、修理が必要です。

この問題は、高周波の振動が加わってしまう環境で発生します。

レーシングカートでエンジンの暖気をする際には、ハンドルを抑えて振動が出ないようにしてください。

バイクで使用する場合、片持ちの板などではなく、剛性の高いブラケットを使用して取り付けてください。

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カスタムページに表示させることができます。

LCU-ONE CANが接続されていると、カスタムページで選択するリストに、"Lambda"で始まるチャンネルが追加されます。表示させたいチャンネルを選択してください。

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表示設定メニューで、"RPM & Lap Time" 及び "Speed & Lap Time"のそれぞれのページで表示するタイムを選択できます。

表示するタイム、及び区間形式で設定できるそれぞれの内容は下記の通りです。

  • ヒョウジスルタイム
    • コテイ:計測地点で計測されたラップタイムを、次のラップまで常に固定表示します。
    • ケイカ:計測地点からの実際の経過時間をストップウォッチのように表示します。
    • +-ベスト:同じセッションのベストタイムと比較したタイム差を表示します。
    • ヨソク:速度から算出される距離50m毎に、予測されるタイムを表示します。
  • クカンケイシキ
    • ジッサイノスウチ:現在の区間の実際のタイムを表示します。
    • +-ベスト:同じセッションの区間ベストタイムと比較したタイム差を表示します。比較するのは区間ベストなので、ベストラップタイムの周回ではない場合もあります。

区間タイムが計測されない場合、2つ目の設定は使われません。また、ラップタイム設定のタイム表示時間が長く設定してあると、予測タイムなどが表示されない場合があります。

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設定済みの条件以外で、警告LEDが光る場合の意味は、次の通りです。

MyChron5本体

  • LED1が赤く点滅し、ディスプレイが表示されない
    • システムがブーターモードになっており、通常起動していません。
    • ファームウェアをアップデートしてください。解消しない場合には、修理をお申し込みください。
  • LED1が赤く点滅→LED1が赤く急速点滅→再起動
    • ファームウェアをアップデート中です。
    • 画面にもファームウェアアップデートと表示されます。
    • アップデートが終了するまで、電源を切らないでください。
  • LED1とLED2が青く急速点滅
    • 本体ファームウェアがアップデートされた後、内部のGPSモジュールのファームウェアをアップデートしています。消灯するまで電源を切らないでください。
    • 拡張モジュール類を接続している場合、モジュールのファームウェアをアップデートする際も同様の表示となります。ディスプレイにもメッセージが表示されます。終了するまで電源を切らないでください。

MYCHRON拡張(ロットにより表示色が異なりますが同じ意味です)

  • LEDが点滅
    • 電源は供給されていますが、MyChronを認識できていません。接続を確認してください。
  • LEDが点灯
    • 正常に起動し、動作しています。